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WD企画 イ*ズミハ 「Candy」

君を手に入れた僕は、今日もまた貪欲に君を抱く。


Candy


週明け、朝錬へ向かう道のりで。


「三橋、大丈夫か?」
「…う、うん」
「昨日、無理させちまったから」
「ち、ちがう!いいずみくんのせいじゃな…」
「でも」
「―…俺が、俺も望んだことだから」
「…!!」
「それに、いっぱいくっつけて…嬉しかったから」
「―…っ」

無邪気に白い歯を見せて笑わないでくれ。

身体への負担は相当なものだろう、最初はほんの少し触れ合う程度のつもりだった。
すぐにお互いから伝わる熱だけでは物足りなくなって、気づいたら三橋を押し倒してた。
その後のことは酷く曖昧だ、熱に侵されたように抱いて、抱いて、抱いた。
抱き合ったままぐっすり寝て、目覚ましの音で身支度して三橋の家を先ほど出たのだ。
三橋、お前は俺を怒鳴ってもいいはずだ。
「今日満足に投げられないのは、お前のせいだ」と。
なのにお前が優しく、全て包み込むように笑うから。俺は。

「どうしたの?」
「…あんまり俺を甘やかさないでくれ」
「え」
「図に乗るぞ」
「泉くん?」
「三橋が許せば許すだけ、俺は…」

見境なくお前を抱くぞ。

立ち止まり、向き合ったまま三橋を壁へ押しつける。
きょとんと瞳を丸めた三橋はポケットに手を押し込み、ようやくお目当ての物を取り出す。
それは。

昨日――ホワイトデーのお返しに泉があげたサクマ*ドロップ。

掌に幾つか出し、一つ摘まむとそのまま三橋の口へ。
数秒もしない内に匂いでそれが何味だったのか分かった瞬間、ぐいっと首を引っ張られ。

気がつくとキスをしていた――三橋との始まりでもあった薄荷キャンディーのキス。

「これが、俺からの、返事…です!」
「…三橋」
「泉くん、大好き。俺、泉くんになら…俺の全て知ってもらいたい」
「俺も、三橋のこと全部知りたい。好き、好きだ。だから…」

全部俺のものにしたい。

「ん…っぁ」
「三橋、悪い…もう少しだけ、このままでいさせて」

三橋から俺の口へと届けられた薄荷キャンディーを媒介にするように想いを繋ぐ。
互いにキツく抱き合いながら、高まる熱に気づかないフリしてキスを繰り返す。
数秒後に身体を離し、それでも手を繋ぎ幸せそうに微笑む二人を。


幸多き道へと、生まれたての朝日が眩しく照らしていた。

END

珍しくしっとり系のお話しになりました。こーいうのも好きです、一応続編です。
ウチのイ*ズミハは繋がってます、薄荷キャンディで告白し合って付き合いだして、bonbonであっちち(古)
泉くんを男前に・・・!と思ってますが難しい。彼は最高にイイ男ですよ、マジで(私はベタ惚れ状態)
次はアベミハです。
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